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夏、ヒマラヤに咲く花

1 :恋路たづ子:2001/07/20(金) 07:27 ID:???
わたしの未来に何が待っているのか、そう思うことの楽しさ。
何があったっていい。わたしはわたしの人生に真っ正面から素手でぶつかるのだ。

 「傷痍なき人生は恥」
ということばを義兄に教えてもらった。いいことばだ。一度も傷ついたことのない
人生なんて、わたしもごめんだ。

 夜、義兄がわたしの部屋に本を借りに来た。「うりこ姫とあまのじゃく」。
パラパラと本のページをめくる義兄の端正な横顔から、わたしは視線を逸らすことが
できなかった。

 ああ、世界で一番好きな人が、わたしの姉の夫だなんて・・・・・・。

 だめ、だめ、だめ。これ以上何も書いてはいけない。わたしは義兄にだけは正面
からぶつかることはできないのだ。
「おにいさん。わたしはあなたのものになりたい」
 もしも、そう言ったなら、一体どういうことになるのだろう。傷つくのはわたし
一人では済まされない。

 夜、雨が降っていた・・・・・・。

2 :恋路たづ子:2001/07/20(金) 08:42 ID:???
わたしは助手席に座らなかった。うしろから義兄のがっちりとしたお尻や肩、
はちきれんばかりの太股を思う存分眺めたかった。それに、うしろに座ると、
バックミラーに映る義兄の顔を見ることができる。雄琴を出て気がつくと、
車はもう層雲峡に入っていた。その間、わたしはただ義兄の太股をじっと
見つめていたのだった。何も言わずにただ眺めているだけで、それだけで
わたしは幸福だった。
(ただみつめているだけでしあわせだなんて)
 わたしは自分が哀れになった。バックミラーに映る義兄の真剣な目。
義兄はただ、真剣に車を走らせているだけなんだ。
 もしかしたら、うしろに乗っているわたしのことなど、荷物ほどにも
思っていないだろう。

3 :マジレスさん:2001/07/20(金) 08:48 ID:???

〜〜〜〜〜〜〜〜完〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

4 ::2001/07/20(金) 12:42 ID:???
涙・・・・・(涙

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