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「にちゃん」?「ツーチャン」?

1 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/02/05(月) 16:28
俺今まで、2chて「ツーチャンネル」って言ってたんだけど,
実は「にチャンネル」なのか?

2 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/02/05(月) 22:58
「にちゃんねる」だよ。
私も「ツーチャンネル」だと思ってたけど、
ひろゆきさんが歌ってる2ちゃんの歌で
「チーム にちゃんね〜る♪」って言ってたし。


3 :全スレ制覇:2001/02/07(水) 23:10
ツーちゃんてかと思ってた・・・

4 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/02/08(木) 02:11
兄ちゃん寝る

5 :煽りの鬼:2001/02/27(火) 01:56
にちゃんねるが正解。勉強になったかい?

6 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/02/27(火) 02:01
にちゃにちゃ言うなぁー。

7 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/02(金) 13:16
けっこうつーちゃん思われてるんね

8 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/04(日) 08:43
ねちゃねちゃ

9 :スレのっとり計画:2001/03/15(木) 23:03
誰も書き込んでないし、リサイクルオッケーかなあ?
ヒソーリ遊びたいんだけど。

10 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/15(木) 23:11
乗っ取り(笑)

そこもでの旅 ぷろろ〜ぐ

 かくして、勇者は伝説の地に降り立った。
それが約束された地であったかどうかは誰も知らない。
だが、語り部達は話す。あれこそが伝説の始まりであったと。
 かくして、そこもでは2チャンネルに降り立った。

11 :そこもでの旅:2001/03/15(木) 23:26
第1章 第三節 そこもで 同行者にめぐり合う。

 午後の太陽が、彼に柔らかい陽射しを投げかけていた。
ふさふさが自慢のチャック付きむぎゅーな体を日向に横たわらせ、
そこもではうとうととまどろんでいた。
 穏やかな風の抱擁と、小鳥達の子守唄に抱かれ、眠りの底へと
一段づつ降りて行く。だが、暮れない昼は無く、翳らない青空も無い。
彼にとって至福とも言える安寧は、突如けたたましく破られた。
「愛してるぞ! そこもで!」
 伝説としてもてはやされる様になった彼に、からむ輩も多い。
てっきりその手合いと思い込んだそこもでは、第一次臨戦体勢を瞬時に整えた。
「愛とか軽軽しく言うなってんだ」
「ははは、照れ屋だなあ、俺のそこもでは」
 跳ね起きたそこもでの目の前に立っていたのは、太陽と同じ色の髪を持つ、
彼より年下の、少年だった。

12 :魔法少女 そこもで:2001/03/16(金) 19:01
 あたしは小さな箱の隅から、お姉様を見つめた。
絹のような光沢を放つ長い髪をかきあげながら、
お姉様は後輩達に的確な指示を下し、
自ら陣頭に立って凛々しく戦っていらっしゃる。
 知らず、溜息が洩れた。二つに編んだおさげ、視力矯正のための眼鏡。
おさげを解いてウェーブにしても、眼鏡をコンタクトにしても、
せいぜい十人並が七人並になる程度の容姿でしかない。
 お姉様の親衛隊に入れるほど、可愛かったら良かったのに。
「その願い、叶えてあげますですです。。。」
「!!!!」
 脇から声をかけられ、あたしは声にならない叫びをあげた。
驚いた拍子にバランスを崩して、しりもちもついちゃう。
 横に立っていたのは、厚い唇が印象的な男の人だった。
「この、「パピースティック」を掲げて、くるくる廻りながら
呪文を唱えるとですね」
「す、すみません、急いでますので……」
 ヤバイ、と直感的にあたしは思った。この人、変!とも。

13 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/20(火) 00:29
ツーチャンって言うなんて初めて聞いたなあ

14 :そこもで:2001/03/20(火) 00:32
なんだこりゃあよっ。
てよか、他人にわかんねーように乗っ取るとは卑屈な。
とりあえず、続きはあげろ。

15 :うしゃ夫。:2001/03/20(火) 00:39
ま、ま、ま、まさか?!
いや、でも、あああドキドキ
さげよう・・・

16 :まおすけ:2001/03/20(火) 04:38
面白いもん、また発見!
じっくり読むでし。続きまってるの。(はあと

17 :まま氏 p0627-ip01aobadori.miyagi.ocn.ne.jp:2001/03/20(火) 06:35
そこもでの旅、面白いからアゲくらわす。

18 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/20(火) 07:02
あげる

19 :自販機:2001/03/20(火) 10:03
1さんには悪いけど続き待ってます

20 :そこもで:2001/03/20(火) 18:55
うしゃ。はなんでどきどきしてんだ。
・・・と思ったら、第一章の奴だ!


21 :魔法少女 そこもで:2001/03/20(火) 19:24
「呪文はですね、『くるくるくるくる くるくるくるくる
 そこもで 光臨よ!』」
「いやぁああああ!」
 あとずさって逃げようとしたあたしの肩を掴み、にっこりと笑って
男はピンクと黄色の可愛らしい変身スティックを手に押し付けてくる。
そしてそのままあたしを抱きかかえ、くるくると廻りだした。
 絶叫虚しく、スティックの先についていた子犬が淡いピンク色の
光を放ち、あたしと、唇の厚い男を包み込む。
「なにこれー!」
 短いスカート、ふわふわのいぬ耳。
光が消えた後あたしの服装は一転していた。
 スカートの端からはご丁寧にふさふさのしっぽが覗いている。
 箱の向こうから、唖然としたお姉様とその親衛隊がこっちを見ていた。
「正義の味方、誕生ですかね」
 笑ってそう言う男の頭を、あたしは押し付けられた「パピースティック」
で殴りつけた。

22 :麩の17番:2001/03/20(火) 21:46
殴りつけてるところが、めちゃくちゃ好みなんですがー。
続き希望申し込みー。

23 :魔法少女 そこもで:2001/03/20(火) 23:45
 とにかく、お姉様に事情を説明しなくちゃ。
 頭を押さえてうずくまった男を放置して、あたしはお姉様の方を向く。
お姉様と一瞬だけ、視線が合った。理知的なお姉様の黒い瞳に
あたしの姿が映ったその時に、ふいっと視線が外された。
「犬を捕獲して、隔離しなさい」
「なんじゃそりゃ!」
 お姉様は髪をかきあげながらため息をつき、その白い指先が
あたしの方を向いた。親衛隊はわらわらとあたしの周りを取り囲む。
 その、親衛隊とお姉様の意識があたしに集中した一瞬を
やつらは見逃さなかった。すっとお姉様の後ろに移動したやつらは、
お姉様の黒く、艶やかな髪に手を伸ばした。
「お姉様!」
「パピースティックを掲げて、こう言うです!
『そこもでの名の元に、我、汝を召喚す! ガイアー!』」
 お姉様の危機に、あたしに選択権などなかった。

24 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/21(水) 19:47
いいねぇ。
あたし萌え〜

25 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/22(木) 04:55
<font size=1>タグは使えません</font>
ねえなんで2ちゃんねるなの?!?!?!?!?!?
なんで1とばしたの!??!!??!?1/!?1?1?!?_1


26 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/22(木) 06:00

★ 2000 - 2001 2ちゃんねる最優秀萌えスレ大賞受賞!★
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mog2&key=984445652


27 :うしゃ夫。@まだ押入れ:2001/03/22(木) 20:33
第一章の続きもキボーン

28 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/22(木) 21:32
トゥーチャンネルっていわないでね・・・・

29 :魔法少女 そこもで:2001/03/22(木) 21:32
「そこもでの名において、我、汝を召喚す! ガイアー!!」
 パピースティックを両手で宙高く奉げ持ち、あたしは教えられた
呪文を叫んだ。少し…かなり恥ずかしかったけど、お姉様の身には変えられない。
 杖の先の子犬が、透き通ったブルーの光を放つ。光は球体になり、
それは徐々に輪郭を持ち始めた。
 光の中から現れたのは。
「ガイアデスニャ」
 見たことのない、アンテナを持った妙な生物だった。
「チョイトキミキミ、カイランデスニャ」
「あ、あれがガイア?」
「そこもでさんが呪文間違えたです。巨大ロボットが来るはずなのに、
ちがうの来ちゃったみたいですね」
 感心している一人を除いて、あたしも、親衛隊も、お姉様も
そしてお姉様の手を煩わせていた平和な学生生活を
荒らしまくっていたやつらも、その妙な生物から目をそらした。

30 :魔法少女 そこもで:2001/03/22(木) 21:34
「           ァ」
 やつらの隙を、お姉様は見逃さなかった。
右腕を彼等の方に突き出し、手のひらを広げる。お姉様が何かをつぶやくと
その手の平から白くまばゆい光が彼等に向かって放たれた。
 そして、次の瞬間には彼らの姿はなかった。
「今日のところは礼を。あなたの奇抜な衣装と行動で、
やつらの注意を逸らす事が出来た。ありがとう」
 風に揺れる髪を左手でおさえ、お姉様はまっすぐ私の方を向いた。
「そ、そんな。あたし、お姉様のお役に立てて…」
「でも、あまりおイタが過ぎると、あなたもあいつ等の様に
消えてもらうからそのつもりで。じゃあね、子犬ちゃん」
 それだけ言うと、お姉様は振り返りもせずに背を向けて歩いて行った。
大勢の、親衛隊を引き連れて。
「お姉様……」

31 :魔法少女 そこもで:2001/03/22(木) 21:45
「チョイトソコモデサン、ゴヨウジハナンデスカニャ」
 夕日に照らされて小さくなるお姉様の後姿。
ひっそりとそれを見送るあたし。
あたしの小さな思いを、クールなお姉様はお気づきにならない。
 ぼんやりと雰囲気に浸っていたあたしの肩を、その妙な生物は
つんつんとつついて現実に引きずり戻しやがった。
「てめーはさっさと帰りやがれ!」
 パピースティックをバットの様に振り切って、
あたしはその生物を宵の明星へと変化させてあげる。
 スティックは以外と頑丈で、折れる事を期待したあたしを
失意の海に突き落とした。
「ではでは、明日からよろしくですです、、、」
「何を?」
「魔法少女 そこもでをです。
 完全と荒らしに立ち向かい、憧れのお姉様を助ける。
 いやあ、美味しい役どこ」
 エヘエヘ言っている唇の厚い男を、あたしはハイキックで
蹴倒した。ついでにちゃちい杖もごみ箱に放り込む。
「だれがんなことするかってんだ!」

32 :そこもで:2001/03/22(木) 21:50
>>25
なんか、テレビの2ちゃんは、ゲーム機とかビデオとか
いろいろつなげるからだって言ってた。
なんたかうそ臭いけどよ。

33 :魔法少女 そこもで:2001/03/22(木) 21:51
 犬耳と犬尻尾をつけた奇妙な格好のまま家に帰ったあたしは、
家族の失笑をかい、再びあの男への憎悪をつのらせた。
そのまま不貞寝を決めたため、翌朝あたしは絶叫する事になる。
 そう、昨日捨てたはずの「パピースティック」が何時の間にか
あたしの枕元に置かれていたのだから。
 そしてそれがあたしとお姉様の受難の日々の始まりになるなんて、
その時のあたしには知るよしもなかった。

34 :うしゃ。:2001/03/22(木) 21:55
ひろゆき素敵

35 :まおすけ:2001/03/22(木) 21:57
お姉様って誰だ?

36 :そこもでの旅:2001/03/24(土) 08:47
「二人っきりの時は、そんなに照れなくていいんだぜ」
「だれが照れてるってんだ。呆れかえってんだよ、こら」
 じりじりと少年がそこもでに迫り、同じくらいそこもではじりじりと
後ずさる。傍から見ればその光景は、命を掛けて立会い相手の隙をうかがう
決闘シーンの様に見えた。
 掛かっているのは命ではなく、貞操なのだが。
 日が西の空にかかる。ふわふわでチャックじーなそこもでと金色の髪の
少年とを、夕日が茜色に染め上げた。
先にその長い影を動かしたのは、少年の方だった。
「怯えた顔もむちゃくちゃ可愛いぜ! そこもで!」
「怯えてねえってんだ!」
 一気に間合いを詰めた少年の足を払い、草地へとその身体を沈める。
両腕を着いて飛び起きようとした頃には、少年の喉の横に抜き身の剣が
地面に突き刺さっていた。
「俺はホモとかじゃねーんだよ」
「………睫毛も長くて、可愛いな、そこもで(ハァト」
 命知らずな少年が助かったのは、そこもでの温情ではなく、殺気を露に
剣を地面から引きぬいた彼に飛びついた者が居たからに過ぎない。
「あなたが伝説の勇者 「パピープリンス」そこもで さんですか!?」
 必死な表情でそこもでの腰にしがみつく男は、ずれた眼鏡をそのままに
そこもでを見上げた。

37 :まおすけ:2001/03/24(土) 17:13
お、期待の新キャラ登場!待ってました。

38 :うしゃ。:2001/03/25(日) 04:18
うしゃ夫。よ、弱い!次の章では死んでそう

39 :まおすけ@仕事中:2001/03/27(火) 11:38
続きをお願いします。

40 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/28(水) 00:39
わーい、こんな所に続きが〜。
ていうか、茶羽日記より探しやすい!

41 :そこもでの旅:2001/03/28(水) 23:18
 そこもでの旅 第1章 第四節 そこもでの魔王退治

 暗い森の中に、鳥の不気味な鳴き声が響き渡った。
「もーちょっと行ったら、左な」
「ちょっとってどのくらいだ、こら。具体的な距離数を言えってんだ」
「いき過ぎた。ははは、そこもでとなら、迷い道フラフラも良いもんだ」
「……」
 透明アクリル板(方眼付き)・通称「マッパーのお友達」を振りかざして
抱きつこうとするうしゃ夫。を避けながら、そこもでは溜息をついた。

 太陽色の髪の少年に切り付けたそこもでの腰に果敢にしがみ付いた男は、
滝の様に涙を流しながら彼に訴えた。
「うちの子が、うちの子が魔王に攫われたんです」
「そりゃ大事だな。ま、親なら自分で何とかするこった」
 正義の味方にあるまじき言動でさりげなくその場を離れようとした
そこもでになおも男は縋りついた。
「そんな、パピープリンスと名高い伝説のそこもでさんなら、あの
魔王を倒せると、そう、占い師が」
「どこの占い師かしらねーけどな、俺は犬じゃねえってんだ。わかれ」
 不機嫌そうなそこもでの言葉に、男は言葉を詰まらせ彼を凝視した。
しばらく続いた沈黙を切り裂いたのは、少年の叫び声だった。
「きしゃーーーー! 俺のそこもでと見詰め合ってんじゃねえ!
そこもでと俺はな、赤いぶっとい糸で小指どころか腰と腰が
しっかり巻きつけられてるんだ!」
 少年は男の手をそこもでの腰から叩き落とすと、そのまま男の胸倉を掴んだ。
「あ、あなた様は一体」
「俺はそこもでの運命の恋人、そして薔薇の花婿『うしゃ夫。』だ!」
「俺はホモじゃねえ。てよかなんだよその薔薇の花婿ってのは」

42 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/29(木) 02:41
うう〜ん、気になるぅ

43 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/03/29(木) 03:21
うしゃ夫。VSちひろの荒野のバトルが、読みたいです。

44 :そこもでの旅:2001/03/29(木) 19:44
 げんなりとしたそこもでと、今にも抱き着こうとするうしゃ夫。に向かい、
男は頭を下げた。
「お願いします、そこもでさん。うしゃ夫さん。うちの子「さすさす」を
魔王の手から救ってください」
「おーし! 二人でいっちょ正義の味方するか!」
「てめー一人でしやがれ。……てよか魔王ってのはどこに居るんだ?」
 男は、そこもでに促され、一枚の紙を差し出した。
『黒い日様
 拝啓 早春の候 黒い日様に置かれましてはますますご健勝のことと存じ
お喜び申し上げます。
 さて、先日来より当方の城で「さすさす」さんをお預かりしております。
まずは取り急ぎご連絡をと思い筆をとった次第であります。
 城は村の東の森の最奥です。ご都合よろしい日にご来城頂けますよう
お願い致します。
 季節柄風邪をお召しになりやすいと思いますが、ご自愛下さい。
敬具 まおー』
「…………迷子案内じゃねーかよ」
「ところが、東の森は通称迷いの森で引き取りにいけないんです!
当然地図もありません! 頼れるのは、そこもでさんの勇気だけなんです」
「そりゃ勇気じゃなくて、ムボーってんだ。残念だったな、あきらめ」
 そこもでの言葉に、男は地へと泣き崩れた。その様子を見て心が
痛まない訳でもないが、なにぶん地図無しでの迷いの森攻略法など、
彼は知らない。あったら教えてほしいくれーだと、口の中で呟いた。

45 :かぷち:2001/03/29(木) 21:28
ああ、続きだーっ!
つ、続きをもっと・・・

46 :そこもで:2001/03/29(木) 22:07
まおーはまおすけなのかなー。わかんねー。

47 :かぷち:2001/03/29(木) 22:09
そうっ!
そこがウチも気になってたんだ。
やっぱまおすけのことかな?
「まおー」だし。

48 :そこもで:2001/03/29(木) 22:14
まおすけは、助けを求める村娘役とか、
きぼーしてたな。そいや。

49 :ちひろ:2001/03/29(木) 22:18
さすさすの親が 黒い日だったのには
驚いたよ…

50 :まおすけ:2001/03/30(金) 00:17
まお魔王?なんかカクイーな♪
でも違う気もするぞ?
丁寧な文章なのに名前がひらがな、、。
さすさすは大好きでしけどねー。

51 :麩の17番:2001/03/31(土) 16:42
続きを深く希望いたします。

52 :うしゃ夫。@あの世:2001/03/31(土) 17:57
>>51
激しく同意!!!(鼻血

53 :そこもでの旅:2001/04/02(月) 21:54
「ノオオオプロブレーム!
マッパーがあれば、地図がなくとも冒険出来るぜ」
 子を救う手立てを一つも見つけられず絶望に打ちひしがれる男と対照的に、
うしゃ夫。は場違いなほど明るい声で片手を上げた。
 自信満々のうしゃ夫。が取り出した透明アクリル板には、
すでにぼうっとした淡い光で周囲の略地図が描かれていた。
「すげーじゃん、魔法使えんのか」
「あとジオンガも! 冬の間だけな!」
 しっぽが有ったら千切れるほど振っているに違いないうしゃ夫。の言葉に、
そこもでは「そりゃ、静電気だってんだ」というツッコミを心の中に留めた。

 うしゃ夫。のナビに従い1時間ほど森を歩き回ると、城と言うには少し小さく、
館と言うには少しばかり大きい建物に辿りついた。
「ここか? 魔王の城ってのは。なんか可愛いじゃん」
 さすがに城の周りには堀のように土が削られた溝があり、水が流れている。
だが、それも生活用水を引き込む為の水路にしか見えない。
「ちっ。こんなにかわいけりゃ
 「きゃっ! 怖いよう、うしゃ夫。」
 「大丈夫だよ、そこもで、俺がついてるさ」
   ぎゅ!
って言う俺の作戦が」
「人を無視して立ててるんじゃねえよ、作戦とか」
 げんなりとしたそこもでは、水路の上に掛けられた小さな橋を渡り、
城の入り口と思わしき扉の前に立った。

54 :うしゃ夫。:2001/04/03(火) 03:33
俺、イケテル!!

55 :かぷち:2001/04/04(水) 18:27
うしゃ夫。大活躍じゃーん。

56 :そこもで:2001/04/04(水) 20:57
げんなり。

57 :そこもで:2001/04/04(水) 20:57
ひょひょー。

58 :名無しさん:2001/04/04(水) 22:05
北野誠がいそうだ ここに

59 :そこもでの旅:2001/04/06(金) 00:23
 板チョコを思わせるような扉をそっと両手で引くと、
音も立てずにすっと扉は開いた。
「無用心だな。ま、良いけどよ。お邪魔」
「中も可愛い感じだな。新居はこんな感じにしような、そこもで!」
 白と淡いベージュの2色のタイルを使った廊下。
壁も淡いベージュで統一され、細かなレリーフが施されている。
 言い返しても相手を喜ばせ、かえって隙をつかれる。その事に漸く気がついた
そこもでは、なにも言わずに城の中へと足を踏み入れた。
「すげー静かじゃん。罠とか期待してたんだけどよ、ちょっとだけー」
 口は災いの元、言葉は言霊を招く。
 天井からそこもでの足元へ向けて、銀色の煌きが滝の様に降り注いだ。
「こえー、こえー」
 一歩先のタイルに、槍がまるで剣山の様に突き刺さっている。髪の毛の先を
ほんの少し掠めた一つを、そこもでは手にした。
「でもありがちー」
 他の槍をなぎ倒し、次のタイルをつつく。壁の脇から生えてきた槍を足で
はたき折り、また次のタイルをつつく。
「さすが、そこもで。惚れなおしたぜ!」
「でもってー、こう云う突き当たりのドアの向こうにラスボス」
 廊下の端までを慎重につついて歩き切った先のドアを、彼は開いた。
その次の瞬間、しゅっと硫黄が擦れる香りがあたりに漂った。
 部屋の真ん中に置かれていたのはラスボスではなく髑髏マークのついた
黒い六尺玉。そして、その向こうに更に扉。足元で赤くはぜる導火線。
 うしゃ夫。は部屋へ駆け込み、そして爆発物とおぼしきそれを抱えた。

60 :かぷち:2001/04/06(金) 00:47
続き感謝あげ♪

61 :うしゃ夫。:2001/04/06(金) 00:52
え、俺死ぬの?

62 :ちひろ:2001/04/06(金) 00:57
だって マジでうしゃ夫死んだじゃん
今は霊魂だろ?

63 :うしゃ夫。:2001/04/06(金) 01:02
うるせえな鬼束。
これから俺が死んで、鬼束が
新しく入る予感・・・(泣


64 :麩の17番:2001/04/06(金) 01:11
うしゃ夫もそこもでさんもかっこいいですー。
らぶー。

65 :うしゃ夫。:2001/04/06(金) 01:28
そ、そうか?デヘヘ
いいぞ!書いてるやつ!!

66 :そこもでの旅:2001/04/06(金) 23:39
「泣いてくれるな、そこもで。
墓碑には
『薔薇の花婿うしゃ夫。、そこもでへの愛と共にここに永眠す』
と刻んでくれ」
 うしゃ夫。はそう言い残し、爆発物を抱えたまま廊下へ飛び出る。
閉まる扉の隙間から最後にそこもでが見たうしゃ夫。は、
晴れやかな笑顔を浮かべていた。目の前で閉ざされた扉の向こうから、
大きな爆発音が振動を伴い、部屋の中まで響いた。
 ほんの少しだけそこもでは目を瞑り、扉に背を向けた。
 五歩ほど先のもう一つの大きな扉は、彼に開かれるのを待っている。
 きゅっと唇を引き締めて、そこもでは扉に両手を掛けた。

67 :うしゃ夫。:2001/04/07(土) 02:40
がーん!!

68 :まおすけ:2001/04/07(土) 02:44
え?うそ?しんじゃ、、いやーだー!!!!
うしゃ夫。ー!!!!

69 :ちひろ:2001/04/07(土) 03:01
自分にとって大切な人を守る たとえ自分の命と引き換えにしても
一見これって美学のようだけど違うよな 
残されて悲しむ者のことを考えない 究極の自己満足にすぎないと思う
だからそういう生きかたは嫌だな
俺だったら大切な人を守りつつ 自分も助かるような最善の方法さがしたい
それこそ ぎりぎりまで絶対諦めないでしぶとくね ……理想論かなこれ(^_^;)

70 :うしゃ夫。:2001/04/07(土) 03:15
俺は、お母さんとお父さんより後に死ぬってのは、
絶対だな。愛してるから、悲しいのは俺が引き受けてやるぜ!

でも、そこもでは、いいんだ。俺が、居なくても、しやわせに
なれる方法があるからな。
俺はそれを知ってるけど、言わないぜ。
絶対言わないぜ。

でもまだ死ぬか、わかんないじゃん!

71 :麩の17番:2001/04/07(土) 03:46
知っているのか。うしゃ夫。私には分からない。
今度ヒソーリと教えて下さい。

てゆうか、続き希望。

72 :そこもでの旅:2001/04/07(土) 10:04
 まず彼の目に入ったのは大きく開け放たれた窓と、はためくレースの
カーテン、そして絨毯の敷かれた床に座る幼い少女だった。
「あー」
「はうー、初めての人なの。初めまして」
「おう、ところで魔王とかいんじゃねーのか? ここらへんによ」
 少女は首を傾げ、ほんの少し考えるような仕種をして見せた。
「んじゃー、さすさす」
「さすさすー!!!」
 ほやんっと少女は笑うと、片隅におかれた白いビニール袋の中から
長毛種の猫を取り出した。
「猫じゃねーよ! 黒い日とか言うおっさんの、子供」
「さすさすは猫だよ。子供はまおすけだけで、さすさすは猫なの。
んー、黒い日さんのお使いなの?」
 さすさす森で迷子だったのよーっとぽやんと笑う少女の前に
そこもでの膝が崩れた。
「まおーってのは」
 さすさすと呼んだ猫を膝の上に乗せたまま、
彼女はそこもでを覗き込んだ。
「ちゃんとお手紙書いたんだけどね、まおすけって最後に書いてたら」
「ギコネコポスト便だ! うむ! 手紙と荷物は引き受け中だ!」
 そこもでの背後の扉が、大きな音を立てて開いた。立っていたのは、
幾つかの手紙と荷物を持った、ギコネコだった。
物音に驚いた膝の上のネコは、再び白いビニール袋の中に逃げ込む。
「んー今日はないの、ありがとうなの。 こんな風にギコさんが来てね、
すの棒引いたお手紙、持ってかれたのー」

73 :かぷち:2001/04/07(土) 15:09
まおーはやっぱりまおすけだったんだ・・・
ってか、まおすけは幼い少女だったんだ(笑
あきらがよろこびそうだね。
年増の妹はいらんって言ってたし。

74 :さくら:2001/04/07(土) 18:10
レズ好きの変態ロリコン・・。
あきらさんって一番嫌いなタイプですわ。

75 :うしゃ。:2001/04/07(土) 18:52
もしかしてうしゃ夫。、あれで終わったのか・・・(泣

おいらはあーきらー好きだぞ。変態最高!!

76 :ひよギコ:2001/04/07(土) 23:31
    @∧,,,,∧@  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 チャプ  ミ*゚Д゚彡 < 男の人って、そんなもんだろ?あきら、気にするな。
  チャプ(_"U"U_)   \_______________
~~~~~~~~~~~~~~~~~~


77 :あきら:2001/04/07(土) 23:44
おや。薔薇の花婿、あのままお星様に?
てか、誤解を助長させるよーなこと書かないで下さいな(笑)
>かぷちさん、うしゃ。さん

78 :あきら:2001/04/07(土) 23:47
のろーりしてたらひよさんが。
大丈夫ですよん。ありがとね。

79 :山村:2001/04/08(日) 00:28
うわああああああーーーー!!!
し、、小、少女っぉー?がーん、、夢壊してごめんなの、、。
ってか誰に?とりあえずあきら、すまんのすけ。
秘密を守る為、今後どんなオフにも出席はしませんわ。
まおはおさにゃいおなーのこなのー!!お家!

80 :ひよギコ@ま、はずかしー:2001/04/08(日) 03:45
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< あきらが、レンタルビデオで借りるAVジャンルなだけだろ?
 UU"" U U      \_______________


81 :あきら:2001/04/08(日) 23:05
まだ言うか(笑)
俺の許容範囲は20以上35以下だ。
ガキにゃぜんぜん興味ねー。

セーラー服の妹は、昔実際いたんだよん。
後生だから、ロリネタにするのは勘弁してくれ^_^;)

82 :うしゃ。:2001/04/08(日) 23:24
おいらセイラア服欲しい。だれかクレ。
やっぱ、リボンはえんじの、王道キボーン
てか、制服全般ほっしー!!


83 :ひよギコ:2001/04/09(月) 00:38
  ,,,,,,@∧,,∧@ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< うしゃ。コスパに行け!!
 UU"" U U     \_______________


84 :そこもでの旅:2001/04/09(月) 01:14
 ギコネコは幾つかの封筒を彼女に渡すと、がさがさ揺れるビニール袋
を一瞥する。そしておもむろに、背後にあった大きなものをそこもでと
まおすけの前に置いた。
「今日は荷物がある! 玄関前に放り出されていたので持ってきてやったぞ。
なまもの放置は冬のみにせよ!」
 そう云い残すと、ギコネコは部屋を出ていった。後に残されたのは少女と猫と
伝説の勇者、そしてあちこち埃のついた太陽色の髪の少年だった。
「はははは! 愛するそこもでを涙の海に置き去りにしては、薔薇の花婿の
名が廃るからな! 俺は! そこもでの為なら死の淵からでも蘇るぜ!」
 顔を出していた猫が、再びビニール袋に戻る。立ちあがったうしゃ夫。は
天を指差した。
「何人たりとも、俺からそこもでを奪う事はできねーぜ!」
「黒い日のさすさすが猫だってんなら、この猫つれ帰るけどよー」
「さすさすまたね、今度まおが遊びに行くですよ」
 ビニール袋の中で暴れる猫を受け取って、そこもでは部屋を出ていった。
「例え、ラインが三本入ったスタンダードなセーラー服と引き換えだって
言われても、俺はそこもでを、そこもで?」
「そこちならかえったでしよ、さすさすと一緒」
「きしゃーーーー! 畜生の分際で俺のそこもでとデートか!」
 背後に聞こえる騒ぎを遮る様に扉を閉め、扉にはかんぬき代わりに
罠として使われた槍をかける。
 静かになったビニール袋を片手に、そこもでは城を後にした。

85 :ひよギコ:2001/04/09(月) 01:34
  ,,,,,,@∧,,∧@ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< ギコネコは、一号さん?ドキドキ。。。
 UU"" U U     \_______________


86 :うしゃ夫。:2001/04/09(月) 01:59
生きてた!!(喜
セエラア服欲しいのは、うしゃ。で、俺は学ランがほしい。
あと、やっぱナチだな〜うっとり
ギコは一号さんだな、口調が。
てか、話、ほんとにきのままに書いてるのか?すごい・・・
ウヘヘヘ書いてるヤツがんばれ!!

87 :ハイドヘルドかぷち :2001/04/09(月) 18:31
うしゃ夫。よかったねっ!
こっちでは生きてたじゃんっ。

ってか、ホントマジこれ書いてる人そんけー。
うまいってば。
よく観察してる。

88 :麩の17番:2001/04/10(火) 02:21
うしゃ夫。生きてたんですねー。嬉。
シリーズ化して、スニーカー文庫あたりで出してほしー感じだ。

89 :そこもでの旅:2001/04/10(火) 20:12
 村の入り口では、眼鏡をかけた男がそこもでの帰りを待っていた。
「そこもでさん! さすさすは、うちのさすさすは」
「てよか、猫なら猫って先に言えってんだ、こら。
慌てちまったじゃねーかよ、ちょっとだけ」
 差し出したビニール袋は、今までにないほどバタバタと暴れる。
「さすさすは猫ですが、大切な家族なんですよ。本当にありがとう
ございます、そこもでさん。何の御礼も出来ませんが、そうだ、これを」
 男は内ポケットから小さな四角い箱を取り出した。赤いレバーと青いレバー、
そして、伸縮できるアンテナのついたそれは、どこからどう見ても、
リモコンのコントローラーだった。
「なんだ、なんだ」
「パワフリャーのコントローラーです。これを起動させると、1時間以内に
電波で動く超人パワフリャーを召喚」
「いらねー、……礼を目当てに冒険してるんじゃねーしよ」
 手渡された四角い箱を、彼は慎んで辞退した。そして、まだなお暴れる
白いビニール袋を男の両腕の中に預ける。その瞬間、袋の中からさすさすが
飛び出し、一目散に森に向かって駆け出した。
「ああああ、さすさす!」
「迷子ってよか、家出じゃん。何したんだ、電子レンジでチンとかー」
「しませんよ! それくらいなら別な実験を」
 男は、さすさすを追いかけて森のほうへと掛けていく。
「森の奥のまおすけの城だろ、家出先は。ギコネコが行けんだから、
手紙とかで送ってきてもらやー良いじゃん。ってもう聞いてねえか」
 山の稜線に隠れようとする太陽に目を細め、そこもでは呟いた。
「新しい物語、探しに行くかー」
 ナンデモアリはひろい。まだまだ新しい物語が彼を待っている事だろう。
 紺色に染まって行く空の星を見上げ、
そこもでは村の外へ繋がる道を踏み出した。

90 :ハイドヘルドかぷち :2001/04/10(火) 21:17
一部完、みたいな?
さすさす、かわえー。
たまににくったらしいけど。
そこちーの新しい物語を期待しちゃってもいいのかしら・・・

91 :さくら:2001/04/10(火) 23:02
あきらさんに嫌悪感。あのスレからいなくなってほしい。。。

92 :麩の17番:2001/04/10(火) 23:29
な。なんでです?きっとなんか誤解だよ。
すれ違い、思い違いってことはある。

93 :あきら:2001/04/11(水) 00:35
うしゃ夫。生きてて良かったねー。

それにしても、嫌われたもんだな(苦笑)
何だか知らないけど、ここにそういうことを書くのは
お話書いて下さってる方に申し訳ないですよ>さくらさん

何やら御迷惑おかけしているようで、すみません。
いつも楽しませて頂いてます。>書いて下さってる方

94 :ひよギコ:2001/04/11(水) 00:53
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< さくらたんは、ロリとかそういうのが嫌なんだよ。
 UU"" U U      \_______________


95 :麩の17番:2001/04/11(水) 02:12
ロリが嫌いなんですか。んー。私もやおい女だからなぁ。
そういうことある日突然言われる日が来るかな?
嗜好は人それぞれってことではダメですか?さくらさん。
って、あきらさんに「俺はロリじゃねぇ」って言われそうだな。

96 :ひよギコ:2001/04/11(水) 02:24
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< さくらたんは、ちゃんとその文句あるスレで発言しよう。
 UU"" U U       そこちも、いっしょに考えてくれるよ。そういう人じゃん。
            \_______________


97 :まおすけ:2001/04/11(水) 02:43
>さくらさん、なんでなの?
あきら好かれてるよー?きっとなんか誤解でしー。(泣
向こうに来てくらさい、、、。話してみましょう?

98 :あきら:2001/04/11(水) 02:48
>>95
俺はロリじゃねぇ。@お約束すぎ

あれはスレの流れ上のネタじゃん。
そゆこと、いちいち言わなきゃ駄目なのかなー。
とか言ってると、本物のロリの方に失礼だが。
でも俺は違うしね。勘弁して下さい。

99 :まおすけ:2001/04/11(水) 03:11
なんかオモシローイ♪
そこちー=おれはホモじゃねえ。
あっきー=おれはロリじゃねえ。

100 :うしゃ夫。:2001/04/11(水) 09:01
あーきらーがいなくなるくらいなら
俺がいなくなる。
これからも普通にこいよな。あーきらー。
俺らはあーきらー好きだからな!!

101 :そこもでの旅:2001/04/11(水) 19:28
「そこもで!」
 一つ、また一つと星が瞬き始めた中、彼を呼び止める声が
灯りを揺らす様に響いてきた。
 村と外の境目、小さな道標の表には「ようこそ 緑煌く我が村へ」
裏には「また来てください! 自然溢れる我が村へ」と書かれた矢印の前で
足を止め、そこもでは村の方へ振りかえった。
「………うしゃ夫。やっぱりまだ生きてたのか、そりゃ重畳」
「決めたぜ! 俺はそこもでに相応しい男になるために、修行に出る!」
「何よりだってんだ、じゃあな」
 駈け寄ってきたうしゃ夫。から逃げる様に背を向け、そこもでは今度こそ
村の外に出た。……そうすれば、うしゃ夫。が追って来ないかのように。
 だが、うしゃ夫。もまた村の境界線を越え、足早に歩くそこもでの横に立つと
その腕を取った。
「どのくらい相応しい男になったか分るように、そこもでと一緒に行くぜ!」
「なんべんも云ってっけど、俺はホモじゃねー。同行は不許可」
「そこもではホモじゃないよ。
小さな事に照れるそこもでを、俺が愛してるだけ。れっつ! 二人旅!!」
 ぶんぶんと手を振る少年に苦笑しながら、ま、いいけどよと小さく呟き、
そこもでは空を見上げた。月の隣には、いつしか小さな星が寄り添っている。
 賑やかであろう物語の始まりに思いを馳せ、そこもではまた一歩道を
歩いて行った。

そこもでの旅 第1章 〜未知を問うもの〜 完

明日のこの時間は、そこもでの旅 第2章 〜道との遭遇〜
をお送りします(?)

102 :うしゃ夫。:2001/04/11(水) 19:57
しやわせだぜえええええええ!!!
そこもでー!一緒にしやわせになろうな〜!!

103 :かぷち :2001/04/11(水) 21:49
まだ1話あったんだ!
いやー、うしゃ夫。のよろこぶ様が手に取るようにわかるわぁ。
かわいー♪
お疲れさまでした。
大変楽しませてもらいました。

104 :さくら:2001/04/11(水) 22:19
>98
益々貴方が嫌いになりました。あのスレに書き込みするの止めて下さい。

105 :かぷち :2001/04/11(水) 22:47
>さくらさん。
あきらの何がイヤなのか、全く理解できないんだけど・・・??
ウチらはまったくあきらキライじゃないよ?
ってか、かなり好きなんだけど。
それにさくらさんがそういうこと言っても、拘束力はないしね。
誰も書き込むことは止められないさー♪

と、煽りにマジレスしてみました。

106 :まおすけ@歯医者いったの:2001/04/11(水) 23:40
んー、第1部完、おめでとうなのー♪
しかしまおはなんでからくり屋敷になんか住んでんだろう、、。
趣味、、、? いやーん。

>さくらさん、まーたーそういうこといいますかー!!
どういう理由か分かりませんけど、ここで言うのはおかしいでしょー?
訳も言わずに一方的に。
宅のあっきーを傷つけるのはやめてくらさーい。

107 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/04/12(木) 00:40
あのスレってどこよ?
元が判らないんで、なんとも言えないけど、
ここだけみてるとアンテナ立ってますか?

108 :まおすけ:2001/04/12(木) 01:08
>ナノしゃん、元はいまんとこ「そこもで王国」でしよ。
うえーの方なの。

109 :麩の17番:2001/04/12(木) 02:12
わーい。第二章楽しみにしてますねー。うしゃ夫としあわせになるの希望ー。

110 :うしゃ夫。:2001/04/12(木) 02:24
>>109
激しく同意!!

で、さくらって人は、コテハンにしてるくらいだから、
ほんとは好きなのかなーとか、思えてきた。

111 :あきら:2001/04/12(木) 02:29
一緒に行けるようになって良かったね、うしゃ夫。
しやわせなパタパタしっぽが目に見えるようだ。
>>100
てか、いなくなるとかいうなよー。なんか寂しいじゃん。

112 :あきら:2001/04/12(木) 02:30
ごめん。上げちゃった(汗)

113 :うしゃ。:2001/04/12(木) 02:32
あらまあ
余計嫌われるなあーきらーははははは!!

114 :まおすけ:2001/04/12(木) 02:34
おう、なんだ。ビクーリしたぞ。

しかしこの名前どっかで目にしたような、、、?
いつもどのスレにいます?さくらさん、、。

115 :あきら:2001/04/12(木) 02:35
ははははははは!! まったくだー。
ま、いいけどね。スレ出てく気はないし。

116 :ひよギコ@とかなったら楽しいかも:2001/04/12(木) 02:38
あきらの後を追っかけまわした挙句、少しでもあきらが関係してると、
首を突っ込んでいって(略) ( ̄ー ̄)ニヤリッ

117 :うしゃ。:2001/04/12(木) 02:39
その意気だ!!おいえおいえ!


118 :ちひろ:2001/04/12(木) 02:40
続き書いてあったの知らなかったよ
上げてくれてありがとう あきらヽ(´ー`)ノ
…なんか大変だな がんばれよ〜

119 :まおすけ:2001/04/12(木) 02:44
ひよちゃん、うまい!
そいえばまおもあったぞー。
好きの嫌いの言われてネタでしたーっつの。
だから怖いのだ。むーむー。

120 :あきら:2001/04/12(木) 02:44
>>116
ならない、ならない(笑)
>>118
おうよ!どーいたしまして。(人事だと思って(笑))

121 :ちひろ:2001/04/12(木) 02:49
>>120
人事…でも俺あきらの味方だぞ〜

122 :ひよギコ:2001/04/12(木) 02:49
    @∧,,,,∧@  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 チャプ  ミ*゚Д゚彡 <ここだと、作品アプの邪魔なので、「ひそーりてんじゃ」
  チャプ(_"U"U_)   にうつりませんこと?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~  \_______________


123 :あきら:2001/04/12(木) 02:59
>>121
ありがと。なんか、いつも皆に助けられてばかりだな。
感謝してる。マジで。
>>122
了解。何かあったらね(苦笑)

物語を楽しまれている皆さんや、書いて下さってる方に
御迷惑をおかけしてしまって、本当にすみませんm(_ _)m

124 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/04/12(木) 04:36
ひそかに出席してたけど、そろそろ退席〜。

アンニュイ……

125 :七海:2001/04/12(木) 04:39
ありゃ、スレ誤爆っちった。HNまでいれ忘れてるし。
失礼〜。ぴゅー(トンソウ

126 :そこもで:2001/04/12(木) 15:24
さくら、おもしれー。

127 :まおすけ:2001/04/12(木) 15:49
おっと、ビクーリした。
なんであがってんのかと思いきや、そこちーだ♪
どの辺が面白いのだ?

128 :そこもで:2001/04/12(木) 18:16
ロリはだめだ。ロリは。

129 :そこもで:2001/04/12(木) 18:20
ロリネタとかやってんとよ、
一人一人の気のゆるみから、ロリネタが万延すんだよ。
そうすると
簡単に萌えーとかいってる奴とかが、馬鹿だから
「おっ?ひょっとして、ロリって市民権得てる?」
とか、間違えて、ロリ萌えー。ぷにぷにーとか言い出すんだよ。
困るだろ。変な人いっぱいだってんだ。

130 :ひよギコ:2001/04/12(木) 18:21
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< さくらでもななこでも
 UU"" U U      \_______________


131 :聖2ちゃんねる女学院:2001/04/12(木) 18:55
「ガンガン攻め なんでしょう?」
 黄昏に色に染められた教室の机に肘をつき、
ちひろは穏やかに微笑んだ。
そして、自分の膝をぽんぽんと叩いて見せた。
「じゃあ 上にならなきゃね。それから キスも先に仕掛けなきゃ」
「なんか納得いかないー。てよかそれってほんと攻め?」
「攻めだよ ガンガンなんでしょ? ならほら 膝の上」
 ちひろの言葉に首を傾げながら、そこもでは彼女の膝の上に乗った。
「…………やっぱなんか違う。タイとかほどいてるし、ちひろが」
「攻めの服を脱がしてあげるのは 受けの役割
気にしない 気にしない」
「でも……やっぱなんか」
 胸元のタイを器用に解くちひろの指先を見つめながら、そこもでは
なにが引っかかっているのか考え込んだ。

132 :うしゃ夫。:2001/04/12(木) 19:31
ぎゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

133 :かぷち :2001/04/12(木) 19:33
うわっ、またうしゃ夫。が怒りそーな内容・・・
ってか、女学院っすか?(笑

134 :かぷち :2001/04/12(木) 19:33
あ、一足先にうしゃ夫。が叫んでた・・・
予想通り。

135 :そこもでの旅:2001/04/12(木) 21:43
そこもでの旅 第2章 道との遭遇
第一節 その先にあること

「幸せとは 一体なんだろうね そこもで」
 そこもでにぴったりと身体を寄せた男が、彼の耳に囁いた。
「きしゃーーー! 鬼束!!
俺のそこもでにくっついてんじゃねえ!」
 二人の間に割って入ったうしゃ夫。を、その男は鼻で笑う。
そこもでは暗い辺りを見まわした。
「ホモでしあわせはねーんだよ、傷心もいやだけどよ。
グールとかと戦わねーで日溜りでお昼寝とかなんだよ、
本当の幸せってのは」
 土塊のような色の肌と、骨が覗く腕。落ち窪んだ目は
獣じみた輝きを放ち、グール達はその輪を縮めてくる。
「俺は! そこもでと一緒なら、地獄の底でもしやわせだぞ!!」
「ああ うしゃ夫。君一人で地獄の底に行ってくれ
そこもでは 俺が幸せにするから」
「きしゃーーーーー!!」
 頼むから、俺の幸せを考えるんなら
この状況を何とかしろってんだ。
 頭を抱えながら、そこもでは心の中で叫んだ。

136 :かぷち :2001/04/12(木) 21:51
サイコー!!
かなりワラタよ。
第2章も(・∀・)イイ!!

137 :うしゃ夫。:2001/04/12(木) 22:27
よくわかんないけど、グールとかいうののおかげで鬼束が死にますように!

138 :まおすけ:2001/04/12(木) 23:14
オモシローイ、オモシローイ!!
笑って咳き込んじゃったよ。あhっははっははははっは♪
やっとちーが出てきたねー。そろそろオカマのかぷちも、、?

139 :かぷち :2001/04/12(木) 23:24
ちょっと待て!まお。
なんでウチがオカマやねん。

140 :まおすけ:2001/04/13(金) 00:13
あれ?記憶違い?
そこちにすげなくされるおかまのバーのママじゃ、、なかったっけ?

141 :かぷち:2001/04/13(金) 11:26
まお、ちげー!!
それウチじゃない。

142 :まおすけ:2001/04/13(金) 12:32
すまーん、んじゃ、多分かぷりこかも、、?
あ、間違えてたらごめん、。

143 :かぷち:2001/04/13(金) 17:06
おげふぃんなかぷりこと間違えないでねん♪
お色気担当かぷちよー。

144 :そこもでの旅:2001/04/14(土) 17:31
その店は、なかなかの繁盛ぶりだった。
「うまいな、そこもで! ギョーザも美味いと良いな!」
「……ああ」
 ラーメンで有名なその街の、チャーシュー麺が美味いと
評判のその店で、二人は麺をすする。勢いよく食べているうしゃ夫。
とは対照的に、そこもではどこか浮かない表情で
一口づつスープをすすっていた。
「前に来た時と味ちがわー。なんとなく」
 ちゅるちゅると麺を口にし、そこもではやはり首を傾げる。
麺の味も、スープの味も変化は見られない気がする。
だが、以前食べた時に較べ、『なにか』が代わり、
その分味が少しだけ落ちている気がする。
「やあん、そこもでさんじゃない〜、オヒサ」
 白いエプロンをつけた男が、気味が悪いほど体をくねらせながら
二人のいるテーブルの脇にたった。
「あ、あのママ」
「昼間は店長と呼べといってるだろうが!ゴルァ
あははん、イヤン、だめねえ口が悪くって」
 うしゃ夫。が注文していたのだろう、湯気を点てている焼き餃子の
載った皿を持つ若い男が、その白いエプロンの男の後ろで、
困った顔をして立ちすくむ。その手から大皿を取り上げ、エプロンの男は
そこもでの隣に腰を降ろした。
「おう、元気そうでなによりだってんだ、かなたママもよ」

145 :まおすけ:2001/04/14(土) 17:45
そ、、総出演だ、、、。わくわく。

146 :うしゃ。:2001/04/14(土) 19:09
あははははははははははは!!
おぢちゃんが!!!

147 :かぷち:2001/04/14(土) 19:46
お・・・オカマ

148 :ひよギコ:2001/04/14(土) 23:36
  @∧,,,,∧@
   ミ*゚Д゚彡 カナタサンガ。。。(アタラズトモ トウカラズカ)
   ミ  ",つ
 〜ミ,,,U,,,ミ

149 :麩の17番:2001/04/16(月) 02:23
か・・・かなたさん。きっと本望でございましょう(涙

150 :そこもでの旅:2001/04/16(月) 19:05
 かなたママ……かなた店長から餃子の皿を受け取り、そこもではそれを
テーブルの中央に置いた。
「日頃の行いが良いと、神様は見捨てたりはしないのね。
そこもでさんにお願いがあるのよ、聞いてくれる?」
 かなたは目を潤ませながら、そこもでの左手を大きな両手で握り締める。
向かいの席のうしゃ夫。は、そのかなたの行動に、口をつけてすすっていた
ラーメンどんぶりを大きな音を立てて机に置いた。
 戦闘態勢に入った猫よろしく、体中から殺気を漲らせるうしゃ夫。
をちらりと見てから、そこもでは右手に持つ箸で、餃子を一つ摘み上げた。
「うしゃ夫。お口あーんだ。50回以上はちゃんと噛めよ、体の為だ」
 そこもでの言葉に殺気を吹き飛ばし、うしゃ夫。は目をキラキラさせて
口を大きく開けた。そこにタレをつけた餃子を放り込みながら、そこもでは
何か大切なものを売り払ってしまったような妙な後悔に心の中を曇らせた。
「……で、頼みってのは?」
 うしゃ夫。の威嚇兼叫び声を封じ、そこもではかなたの方へ向き直る。
むぎゅむぎゅと餃子一個を律儀に咀嚼しつづけるうしゃ夫を物珍しそうに
見ながら、かなたはそれなんだけどと呟いた。
「ここだとお客様に丸聞こえだから、夜、来てくれないかしら?」
「……ラーメンと関係あり。もしかしてー」
「……やっぱりわかっちゃった? お願い、夜、絶対よ?」
 そう言い残し、かなたは厨房のほうへと戻って行った。
「そこもで! ほら、そこもでもあーん」
「俺は一人で食えるってんだ。子供じゃねーんだからよっ」
 うしゃ夫。の箸の先の餃子を無視し、そこもでは伸びかけた
ラーメンを勢い良くすすった。

151 :かぷち:2001/04/16(月) 23:48
そこちーってば、うしゃ夫。の扱い方よくわかってらっしゃるーっ。
今度の事件はラーメンに関係ありね。
そこちー、見捨ててはおけないってカンジ。

152 :うしゃ夫。:2001/04/18(水) 03:39
ラブラブだな!!ウヘヘヘッヘヘヘヘヘヘヘヘ

153 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/04/19(木) 01:46
もで旅として、保存してますよ!
がんばってー。

154 :麩の17番:2001/04/19(木) 02:23
私も保存しておこう。っと。

155 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/04/20(金) 01:57
ていうか
既に順番があやふやなり。
話の内容に関わらず、通し番号があると嬉しいですが。
わがまま言ってごめんなさいです。

156 :そこもでの旅:2001/04/20(金) 08:13
 宿を決め日が暮れてから再び二人がかなたの店を訪れると、
店の様子は一変していた。昼間のラーメン屋から落ちついた雰囲気の
大人の店へ。
「いらっしゃい、来てくれて嬉しいわ」
「おう、てよかなんか落ちつかねー」
 二人を出迎えたかなたも様変りしている。
大きく、太腿のきわどいところまでスリットの入った服、耳と首と名のつく
所全てを彩る重そうな装飾。
「でもやっぱオカマ」
「やあん、似合わない?」
 両頬に手のひらを当てクネクネとするかなたからすっと視線をはずし、
そこもでは呟いた。
「自信持って着てりゃ良いじゃん。似合おうとかにあわねーとか
俺が言ったって着てりゃ同じ」
「………微妙な誉め方ね、まあ良いわ。お願いしたい事は他でもないの。
この辺りの街でラーメンの出汁に使っていたものを取ってきてほしいのよ」
 口の中で褒めてなんかねーよと呟くそこもでを無視し、かなたは話を続けた。
「街を出てすぐ西にある山の、ぞぬよ」
 うしゃ夫。が飲んでいた水を噴出した。

157 :かぷち:2001/04/20(金) 08:31
すげーワラタ!!!
ぞぬがうまいのかー。

ウチもちゃんと保存しておかなきゃ!


158 :かぷち:2001/04/24(火) 13:07
続きが気になる〜。

159 :うしゃ夫。:2001/04/24(火) 18:55
山で鬼束と逢うのか?行くな!俺ら!

160 :そこもでの旅:2001/04/24(火) 20:37
 街の西には山と、そしてその街の公営墓苑がある。その墓苑に半年ほど前から
得体の知れない者達が住み付いた。山へ野生のぞぬを捕まえに、または
山の中腹へぞぬを放牧しに行くために使う道は、その墓苑の中を通っている。
「盗賊なら腕に覚えのある者もこの街には多いから、
退治って話になるんでしょうけど、相手が死霊じゃあ」
「てよか朝行って夕方前に戻ってくりゃすむじゃん」
「それが、24時間朝昼夜なく出るって言うんだから、困ってんのよ」
 結局、飼育しているぞぬは街の東に広がる草原へと連れ出してなんとか
生育させている。だが、草が違うのか水が違うのか、
山へと連れ出していた時のようなコクや旨みを欠いた肉しかつかない。
 ぞぬの骨とぞぬ肉のチャーシューで味を決めていた街のラーメン屋は、
軒並み味が落ち、仮想敵視していた隣村の手打ち山菜そばに
売上を越されるようになった。
「けどよー、死霊退治って必要不可欠じゃん。シャーマンとかよー」
 溜息をつくかなたの隣でそこもでは舐める様に
ソルティドッグウォッカ抜き(ただのグレープフルーツジュース)を飲んだ。
「でなきゃ 聖遺物系ー」
 はああっと息を吐き出しテーブルに突っ伏したかなたの脇で、
デジャブを感じながらそこもでは口に入れた氷をがりがりと噛む。
「うしゃ夫。が持ってたりー?」
「持ってねー。聖遺物ってアレじゃん? 天使の羽とかスターティアラ。
あったら売っちゃってそこもでとスイート泊まるって、俺は!」
 妙に胸をはって言い切るうしゃ夫。の言葉に、別々の意味でそこもでと
かなたは溜息をついた。
 その溜息に重なる様に、店のドアにつけられたベルが来客を知らせるべく
カランカランと澄んだ音を立てた。

161 :かぷち:2001/04/24(火) 23:49
新作だぁ♪
ダレが来たのダレが来たの?

162 :まおすけ:2001/04/25(水) 09:28
やたー!新作ー♪
ホント気になるのー。
誰だれ?

163 :そこもで:2001/04/27(金) 00:05
だれだってんだよーっ!
でてこいっ。

164 :麩の17番:2001/04/27(金) 00:18
>>163
そんな言い方しては、いけません。何か餌をまかなくてはー。
「でてきたら、俺がかいぐり。かいぐりしてやるぞー」
とか。だめ?

165 :そこもで:2001/04/27(金) 00:21
怯えるってんだよ。
姿が見えない敵とかよ。
ロミュランかおめーは。
かいぐりするもんかー。人による。

166 :麩の17番:2001/04/27(金) 00:27
敵と決まったわけじゃ・・・・。

167 :そこもで:2001/04/27(金) 00:30
突然の来訪者はたいがい敵か、女かだってんだ。
でも、やおいとかだと、男かもしんねーから、
どっちにしても敵。

168 :うしゃ夫。:2001/04/27(金) 00:31
鬼束じゃねえの・・・こなくていいのに

169 :そこもで:2001/04/27(金) 00:34
ぜってーかいぐりしねー。

170 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/04/27(金) 00:34
これからグール退治に行くなら、
来訪者は多分ちひろさんじゃないですか。

171 :ひよギコ:2001/04/27(金) 00:37
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< ひよとさすさすだ!!
 UU"" U U      \_______________

172 :そこもで:2001/04/27(金) 00:39
それなら、かいぐりしてやろー。
さすさすにはシースーおごらせ。

173 :ひよギコ:2001/04/27(金) 00:44
  ,,,,,,@∧,,∧@   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,ミ,,゚Д゚彡< ひよも奢ってもらうですぅ。
 UU"" U U      \_______________

174 :!?( ̄□ ̄;)!!:2001/04/29(日) 02:20
ツーチャンは、聞いた事ないなぁ。。。
って、話ズレまくりだ。

引き続き、そこもでの旅をお楽しみ下ちゃぃ。。。

175 :そこもでの旅:2001/05/01(火) 19:50
「ゴメンナサ〜イ、今日は貸切なの〜。それにうちは保護者無しの未成年に
ソフトドリンク出すようなお店じゃなくってよぉん」
「でもパパうえがここで待ってなさいいったの。かなたママのおみせー」
 開いたドアの影から、聞き覚えのある声が店内に響いた。持っていたグラスを
テーブルに戻し、スツールごと後ろを向いたそこもでの視線より少し下で、
綺麗に淹れたミルクティー色の髪をした少女が小首を傾げていた。
「まおすけじゃねーか。子供がオカマバーに来るなっ」
「はう、そこちでし。おひさしでこばーわなの」
 頭を下げた少女の腕のなかで、長毛種の猫が身動ぎをする。
「ペット同伴も不可よ〜。そこもでさんのお知り合い?」
 小首を傾げるかなたママに向かって、こくんとそこもでは頷いて見せた。
「知り合いっちゃ知り合いだけどよー。てよか時間的によー、
子供はお家にお帰りなさいってんだ」
「まおいつもは良い子でお家! けどきょうは特別!」
「あまり感心しねーけど。さすさす外に繋いどけよ、特別ー」
 スツールをカウンターの方へと戻し、再び舐める様に
ソルティドッグウォッカ抜きに口をつけた彼の言葉に、
少女は満面の笑みを浮かべた。だが、彼女と引き裂かれる事を察知した猫は、
彼女の腕のなかで抗議するかのごとくじたばたと暴れ出した。
「後でシースー奢ってやるから、大人しく繋がれとけってんだ」
 現金な猫はその一言で動きを止る。大人しくなった猫の首に首輪代わりにと、
少女は自分の髪を止めていたリボンを結んでやった。

176 :ちひろ:2001/05/02(水) 02:05
実は あまり上げたくはなかったんだが…
このままだと落ちるので 上げます

177 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/02(水) 02:08
…今板調整してるからしたのスレが見えなくなってるだけだと想うんだけど…

178 :そこもで:2001/05/02(水) 02:12
落ちたら落ちただろ。

179 :ちひろ:2001/05/02(水) 02:14
600近くまで落ちてたから 怖いので上げました
ここすごく楽しみにしてるんで 無くなったら嫌なんですよ
我が侭ですみません…

180 :ちひろ:2001/05/02(水) 02:15
えー 俺これ落ちたら嫌だよ そこもで

181 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/02(水) 02:16
落ちるというのは倉庫に、ですか?
サゲでも書いてれば落ちないですよ?
何日で落ちるのか判らないですが。
一日二日じゃないと思う。

182 :そこもで:2001/05/02(水) 02:24
だったら、
続きを催促してみるとか、いろいろあんじゃんかよ。

183 :ちひろ:2001/05/02(水) 03:28
>>181
スクリプトの変更でソートがかかるのはいつものことだけど
今回は いつもと違うソートのかかりかただったんだ
ちゃんと作業が終わって元にもどれば いいけど
そうなる保証が 確実にはなかったので 上げました

まぁ 何かを書く訳でもなく 上げますだけのレスだけだったのは
俺の思慮が足りなかったと 反省しています…

184 :まおすけ:2001/05/02(水) 07:14
あ、、あの、もしかしておいらのパパうえって、、うひゃ。

185 :そこもで:2001/05/02(水) 09:35
敵じゃなかったのかー。

186 :そこもでの旅:2001/05/03(木) 22:50
「可愛い子ね。……もしかして、そこもでさんの隠し子!? いやん!」
「そんなんじゃねーよ、ばーか。俺はあんなからくり屋敷にすまねー。
面倒だってんだ」
がりがりと氷を噛み砕き、そこもではお代わりとばかりにかなたママへと
グラスをさしだす。それにグレープフルーツジュースと氷を足すかなたママの
の目が大きく見開かれた。
「からくり屋敷?」
「そこもでと俺の、ラブラブパワーでもってようやく攻略! 愛の力は凄かった」
 氷を口に含んだばかりでもごもごしていたそこもでに代わり、うしゃ夫。は
陶酔するような口調で彼方ママへ話しかける。
 ようやく邪魔にならない大きさまで氷を噛み砕いたそこもでは、
グラスを受け取りながら愛の力を否定した。
「ちげーよ、なんだよラブラブパワーってのは。
俺はホモじゃねえって云ってんだ。
おう、すげーからくり。何がすげーって、一歩ごとに仕掛けがあってよ」
「お褒め頂けるなんて うれしいね」
 事細かくからくりを説明し始めたそこもでの耳元に息がふきかけられた。
そのこそばゆさと気持ち悪さにバランスを崩し、スツールごと倒れそうになった
彼を二本の腕が抱きかかえる様に支えた。のけぞるような体勢のまま
支えられているそこもでの目に映ったのは、
どこか覚めたような目が古い知り合いを思い起こさせる男の顔だった。

187 :麩の17番:2001/05/04(金) 00:11
悪者登場か?ワクワク。

188 :まおすけ:2001/05/04(金) 01:53
ぱ、パパうえ、、。ドキドキ。
古い知り合い、、?早く続き読みたいですー。

189 :うしゃ夫。:2001/05/04(金) 22:29
出てきやがって!

190 :ちひろ:2001/05/05(土) 09:57
ああ うしゃ夫は気がついたみたいだね
さすが そこもでのストカだな  誉めてやるよ( ̄ー ̄)ニヤリッ!

…しかし そこもでが何気無く言った一言をチョイスして 話にしてしまう創造力
クリエイターって ホントにすごいもんです……

191 :うしゃ夫。:2001/05/07(月) 04:52
なんでお前が答えるんだコラ!
お前が書いてるんじゃねえだろうな!
覚えてるに決まってるだろ!ICEだっけ

192 :ちひろ:2001/05/08(火) 03:39
なんで俺が書いてるという 結論が導き出されるわけ? 短絡的だなぁ…
俺が言いたかったのは 麩やまおすけが気がつかなかったところを
よく気がついたなってこと
そこもでの言った事憶えてないと 気がつかない事だからね
せっかく誉めてやったのに 理解出来てなかったとは……
まぁ おまえの単純で軽いおつむじゃ その程度が限界だったのかな( ̄ー ̄)ニヤリッ!

193 :うしゃ夫。:2001/05/08(火) 23:11
ばああああああああああかああああああああ!!!
分かってるに決まってんだろ!
俺だってお前が書いてると本気で思うわけねえだろ
だって俺出てるし!
俺はなんでお・ま・え・が!褒めるんだって言ってんだよ!チビ!ばーか!

194 :ちひろ:2001/05/08(火) 23:31
………フッ……  あいかわらず お子さまだな
相手に浴びせる罵声は 逆に言ってしまえば
自分が言われるとダメージが大きいと感じる事でもあるんだよ
…おまえの場合は自分の背丈に対して よほどコンプレックスがあるらしいな

195 :そこもで:2001/05/09(水) 03:32
俺の目はごまかされねー。

196 :まおすけ:2001/05/09(水) 07:06
おいらも覚えてるよ、なんとなーくだけど、、。
しらにゃい人だから流してたけど、、。
ただ、ぱぱ上だからさー、ドキドキだったのさー。
にいちゃんじゃなかったのー。ぱぱー。
んで、そこちの隠し子なの。うにゃーん。

197 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/09(水) 10:28
まおさんのおとうさんが、ちひろさん。
そこちの子供が、まおさん。
そうなると、ちひろさんとそこちは・・・・(・∀・)イイ!

198 :そこもで:2001/05/09(水) 13:01
で、まおすけ父は誰だよ。

199 :うしゃ夫。:2001/05/09(水) 18:38
ヨク(・∀・#)ナイ!

200 :dame:2001/05/09(水) 18:52
200(゚Д゚)y━~

201 :うしゃ。:2001/05/09(水) 18:54
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

202 :dame:2001/05/09(水) 18:55
イが多くなってますね。
どーしたのですか?

私信:目黒駅改札でまってます。

203 :うしゃ。:2001/05/09(水) 18:58
いえ、逆鱗にふれてつい

私信:だから無理だっていってるら
   化粧も落としたっつうのさ

204 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/09(水) 19:00
あげ


私信:化粧はあっても無くてもおんなじだべさ

205 :うしゃ。:2001/05/09(水) 19:04
さげ


私信:いや、別人になりますよ

206 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/09(水) 19:10
晒しage


私信:すいません、絶対に化粧は忘れないで下さい

追伸:なにがあっても化粧だけは・・・

207 :うしゃ。:2001/05/09(水) 19:30
晒しsage


私信:言われなくても化粧ナシじゃ電車乗れませんからネ!!

追伸:あげられると申し訳ないのでこの後放置。スマソ。

208 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/09(水) 19:33
あまり関係のない内容は、御遠慮願いたい・・・・。

209 :うしゃ。:2001/05/09(水) 19:35
すまんです!!

210 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/09(水) 19:52
このすれは、そこもでの旅?

空きスペースを利用した私信:>>208 怒られてやんの・・・(゚Д゚)y━~

211 :そこもで:2001/05/09(水) 23:30
てよか、何に対して関係なのかわかんねーけど。

私信もネタになってりゃいいんじゃねーのとか、
てよか、ネタにもなんねー私信ばっかじゃまいる。
マジレスが基本なんだよ。てれつつも。

212 :まおすけ:2001/05/09(水) 23:34
ってか、本編を、、。
お待ち申し上げておりますでし。(はぁと

213 :かぷち:2001/05/10(木) 00:58
ウチもこれ、ホント楽しみにしてるー。

214 :そこもで:2001/05/10(木) 02:57
どれにしても、間借りなのはちがいねー。
なんだよ。
てよか、気もたせやがる。

215 :そこもでの旅:2001/05/12(土) 23:58
「だれだ! 敵か!? 敵なら容赦はしねえ」
「こんな素敵な店で乱闘するほど 無粋じゃない 可愛らしい人の敵に回るほど
愚かでもないし」
 男は笑って、そこもでの身体を起こす。。そしてそこもでの隣のスツール
―――もちろんうしゃ夫。の反対側へと腰を降ろした。
「お久しぶりね、ちひろさん。んもう、私の事は忘れたのかと思ったわ」
 低く唸りながら睨みつけているうしゃ夫。と観察するような鋭い視線を
投げかけるそこもでを傍に、男はかなたママからおしぼりを受け取る。そして
思い出したように、男はかなたママへと尋ねた。
「女の子がこなかったかな?
小さくて ミルクを入れすぎたような紅茶色の髪で」
「まおすけなら外に猫くくりにいった。飲食店だからな、いちお猫は不可だ」
 彼方ママからの返答より先に固有名詞を上げたそこもでへと、
男の細められた目が向けられた。剣呑な雰囲気の一端を担っていたうしゃ夫。は、
男を威嚇するかのようにスツールから立ちあがる。
 男はおしぼりをカウンターに戻すと、体ごとそこもでの方を向いた。
「君は まおすけと知り合いなのか?」
「ちげーよ、どっちかってーと猫と知り合いだってんだ。迷い猫救助の依頼」
 グレープフルーツジュースのグラスを持ちなおしながら、
眼の端で男の動きを追う。そんなそこもでに対し、男は
何の意もない事を示す様に再びカウンターの方へと体を向けた。

216 :かぷち:2001/05/13(日) 00:11
ちーもそろって、これからの展開がすっげー楽しみ♪
いつもお疲れー。
がんばってね。

217 :まおすけ@貧乏部口ばっか部長:2001/05/13(日) 17:22
はうー。パパうえ登場でし♪
待ってましたー!おいらが旅の足手まといにまりませんように、、。(泣
パピースティック持って戦うれすー。きっ!

218 :うしゃ夫。:2001/05/14(月) 22:04
ハァ

219 :ひよギコ:2001/05/15(火) 01:32
    @∧,,,∧@
    ミ*゚Д゚彡 ヒヨハ デナイノカナ。。。
     ミつ",,つ
  〜ミη,,,,,,η

220 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/18(金) 01:45
ひよちゃんがあまりに可愛いのでおうちに持って帰りたいです

221 :ひよギコ:2001/05/18(金) 02:20
  |
  |,,∧@ >>220 ユーカイ。。。。
  |д゚彡
  ⊂ ミ
  |  ミ〜
  | ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

222 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/20(日) 00:39
ツーカイです! わっはっは。

223 :ひよギコ:2001/05/21(月) 04:10
  |
  |,,∧@ >>222 ストカー!!(モモノカオリ)           ソレハ ストパー
  |д゚彡
  ⊂ ミ
  |  ミ〜
  | ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

224 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/23(水) 01:28
ストッカーならパンパンです。

モモイカオリはどうよ。

225 :まぉすけ:2001/05/23(水) 09:30
続きお待ち申しあげておりますなのなの。
早く読みたいでしよ。(はぁと
もしかしてネタ待ち?

226 :かぷち:2001/05/23(水) 18:38
ナノたんは最近忙しいのかな・・・?

227 :八氏:2001/05/25(金) 01:11
おもれえ!
てか、やおい板じゃなかったのか!
探しちまったよ!

228 :うしゃ。:2001/05/25(金) 03:34
やし、覚えてたのか。探したのか。
そしておもろいのか。


あんた、きっとそのうち出て来るぜ。

229 :かぷち:2001/05/26(土) 02:01
やしはおいしいキャラだからね・・・

230 :そこもでの旅閑話休題:2001/05/27(日) 22:02
まおすけの冒険

「と言うわけで、パパうえ、まおを置いて冒険してるです」
 噛み締めた唇をへの字にして、少女は上目使いに青年を見上げた。
「そりゃ、悪いパパうえだな」
「まおはそこちと牛さんと一緒に冒険したかったれす」
 むーっと唸って俯いた少女を慰める様に、彼女の使い魔が
そっと舌先で彼女の指を舐めた。
「せっかくパピースティックも用意したのに」
 棒の先でくるくると子犬が回る魔法の杖は、この大陸を築き上げた
伝説の賢者が持っていたという曰く付きの物で、いまの所有者はこの
幼い魔王である。
 七色の光を放つ杖を振る少女の姿を思い浮かべて笑いかけた青年の
足を、先代魔王の使い魔が遠慮なく踏んだ。
「だから、まおも旅に出るですよ、冒険でし」
「はぁ?」
 足を踏まれた青年は、くるりとカールした毛がチャームポイントの
猫を蹴り上げようとして、その姿勢のまま固まった。
「あきらも一緒れす! 置いてけぼり同士で冒険するでつよ」
「冒険って、具体的にどこに行くとかちゃんと計画たてねえと」
「行き当たりばたーりが冒険でし! いくですよさすさす!」
 長毛種の押し掛け使い魔を引きつれて、彼女は子供部屋の扉に手を
かけた。だが、脱走防止の為に彼女の父親が細工した扉は、子供の力
ではびくともしない。

231 :そこもでの旅閑話休題:2001/05/27(日) 22:04
まおすけの冒険

 赤い顔をして一生懸命扉を開こうとする少女の気持ちに根負けした
青年は、アンティークドールのようなドレスの少女を抱き上げた。
「わかった。じゃあ、いくか、冒険」
「あきら! 大好きでしよ!」
 先代魔王から預かっていた解呪の言葉を唱え、青年は扉を開けた。
「…………不潔ですわ。幼女にいかがわしい事をするなんて。
あきらさん、最低です」
 開けた扉の外にいた最初の敵は、青年の天敵であり、そしてまおす
けの身の回りの世話を担当する女官長だった。
「いかがわしい事って、単に抱き上げてるだけだろうが」
「汚らわしいですわ、最低」
 なんじゃそりゃと叫びかけた青年の言葉を、猫が遮った。
「3時。ひよはおやつを食べにいくよ」
「おやつの時間でしか! ひよちゃん、まおもおやつー」
 青年の腕から飛び降り、幼い魔王は食堂へと向かって掛けていく。
翻ったスカートの裾から見えた靴下のワンポイントがマーガレットだっ
たなと、どうでもいい事を考えていた青年に、女官長がとどめの一言
を口走る。
「ロリコンなんて、最低ですわ」
「だーかーら、おれはだな」
 こうして、まおすけの今日の冒険は一歩目で中断された。

                                 おしまい

232 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/28(月) 01:53
あっ、久しぶりですね

233 :まおすけ:2001/05/28(月) 03:20
!!!!!!まおの冒険なのー!!!
止めちゃったけど。(笑
さすさすもひよちゃんもあーきらーも一緒なのかー。
ぱぱうえいなくても寂しくないね。女官長、さくらさんだったりして♪
おやーつー♪おなか空いてきたのー、くー、。
すっごくうれしいでし、ありがとう!!!!

234 :うしゃ。:2001/05/28(月) 13:21
さくらさんだね。いいキャラクターだああ

235 :そこもで:2001/05/28(月) 14:31
主役交代。冒険つづけろー。
猫連れて、花の子ルンルンみてー。犬いねーけど。はっ。

236 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/05/28(月) 14:43
お供にチャウチャウ?

237 :八氏:2001/05/28(月) 14:48
「はっ」てなんだよ?
犬じゃねえよ!
INUだつんだよ!

238 :まおすけ:2001/05/28(月) 16:43
おっしゃ、はち連れて冒険なの。
れっつごっ。

239 :あきら:2001/05/30(水) 02:36
あ。なつかしー。<某女史

ところで、俺が蹴ろうとしてたのはひよさんだろうか^_^;)
蹴らずにすんで良かった・・。ひよさん大好きだよ。

240 :そこもでの旅:2001/06/04(月) 07:34
「それじゃあ 君が あの」
「そこもでだ。上にリトルパピープリンセスとかよけーなもん
くっつけんじゃねーぞ、こら。すでに二回禁句いってんだかんな。はにかみやも
切れるってんだ」
 男の言葉の最後を遮る様に、そこもでは捲くし立てる。
 禁句? と言う男の呟きは幸いな事に来客を知らせるドアベルの音によって
そこもでの耳にまでは届かなかった。
 少女の手には、少しばかり重いのかゆっくりとドアを開けたあと、彼女は一瞬
きょとんとした顔でカウンターの方を見つめた。
だが、それもすぐに満面の笑みへと変わる。
「パパうえー! まおはちゃんと一人でこれたでしよ」
 とことこと男の元へと駈け寄ると、まおすけはその足にしがみ付く様に甘える。
その彼女の頭をそっと撫でながら、男はスツールから立ちあがった。
「そうか 偉いな じゃあ ママ 明日娘と一緒にラーメンを食べに来るよ」
「その昼の営業なんだけど、しばらく休むことにしたの」
 申し訳なさそうな表情で、かなたママはそこもで達にした説明を繰り返した。
「死霊が?」
「そうなの、街唯一の聖職者のギコ神父はリュウマチを理由に断るし。
で、そこもでさんにさっき、退治をお願いしたんだけど」
 ちらりとかなたママの視線がそこもでへと流れる。
だが頼みの綱だったそこもではガシガシとコップの縁を噛むだけだった。
「一介の冒険者がホーリースペル唱えられるかってんだ。
いっとくが聖別された武器もねえぞ。無理だってんだ」
「死霊ねえ」
 小さくちひろが唸った。その彼の手を握り締める少女の瞳がキラキラと輝いた。

241 :かぷち:2001/06/04(月) 21:06
まおがかわえー・・・ハァハァ

242 :そこもで:2001/06/05(火) 14:43
いじけていやがる。

243 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/06/05(火) 14:47
いぢいぢ

244 :麩の17番:2001/06/05(火) 23:32
まおしゃん、かわええー。
ぱぱうえ、やさしそー。
そこもでさん、コップガシガシ。

245 :そこもで:2001/06/05(火) 23:45
口、血だらけ。

246 :ちひろ:2001/06/06(水) 00:10
預かってる子供じゃなくて 実子なのかな
…だとすると 先代魔王って俺の事か

247 :まおすけ:2001/06/06(水) 03:55
んじゃあ、ちひろがパピースティックもって七色きらきらー。

248 :ちひろ:2001/06/06(水) 04:24
俺の場合 一応魔王なんだから道具無くても
魔法とか使えるんじゃないかな?
パピースティックは まおすけの為に手に入れてきたのかも……
まぁ 詳しい事は作者にしか解らないから 続編待ち

249 :うしゃ。:2001/06/06(水) 18:48
それ以前にパピースティックってなんだという疑問はわかないのかね君ら

250 :まおすけ:2001/06/06(水) 23:30
ーというわけで続編お待ち申し上げておりますなの。

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